治験例

坐骨神経痛02

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男性 50代 神奈川

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2009年

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左臀部からふくらはぎにかけて激しい痛みが出てきた。歩くのもままならず、じっとしていても辛いという痛みに耐えかねて来院なさいました。お仕事はパソコンを操作するデスクワークが中心ということです。

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特になし

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特になし

四診と施術

腹筋力の不足によって腰に過度の負担がかかっている様子でした。左腰部、臀部、ふくらはぎの張りが強く、首肩凝りも顕著にみられました。そこで、首から上がほてり、足は冷えているといった上下のアンバランスを整える施術を行った後、患部の突っ張りを鍼と灸で念入りに緩める施術を行いました。

【診療の経過】施術後、下肢にややだるさが感じられるとのことでしたが、2日後には消失しました。その後、週1回のペースで来院いただき、計4回の施術で痛みはほぼ治まりました。

使用したツボ
(本治法以外)

腎兪、大腸兪、環跳、殷門

まとめ

デスクワークの方は、座りっぱなしの姿勢が多く、腰や肩、背中に大きな負担がかかっています。また、正しい姿勢を保持するための筋力が不足していると、身体の様々な個所に歪みが出てしまいます。本症例も、過度の負担が筋肉の過緊張をもたらし、それが神経を圧迫する形で腰から足にかけての痺れが生じたケースかと思います。日頃から時間を決めて席を立ち、ストレッチを取り入れるなどをして、全身の強ばりを防ぐ工夫が必要となります。とはいっても、そういう予防がままならぬ職場環境であったり、いつも三日坊主で終わってしまったりという方々が多くいらっしゃるかと思います。せめて、痛みがひどくなる前に、予防の意味で、早めに受診されることをお薦めします。腰痛や坐骨神経痛には、鍼灸が最良の予防であり、最適の治療だと思います。

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