治験例

肩関節周囲炎(五十肩)

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男性 50代 東京

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2010年7月

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2ヵ月前に痛めた右肩をそのままにしていたところ、徐々に動きが悪くなり、前方挙上時痛、結帯動作時痛が出てきた。また2週間前から、夜間に痛みも出て、なかなか眠れないという症状で来院なさいました。


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腰痛

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特になし

四診と経過

【四診と施術】全体に筋肉が硬く、特に痛みの出ている右肩周り、肩甲骨周辺、右首筋などに極度の筋緊張がみられました。筋(すじ)を傷めたことによる気の滞りが原因と考え、滞りを取り除き、気を巡らす施術をしました。また、患部に冷え感があったため肩周りへの施灸で内部を温め、硬くなった筋を鍼で念入りに緩めました。                                          

【診療の経過】痛みが激しかったため、治療間隔を空けずに週2回の診療計画を提案させていただきました。3回目の施術後は、夜間痛が鎮まり、5回目の施術によって痛みもほぼ鎮まったために、治療完了と判断させていただきました。

使用したツボ
(本治法以外)

まとめ

傷めた肩部に夏のクーラーによる冷えが加わり、夜間痛までに発展してしまった症例と思われます。夜間痛もなくなり、可動域も広がったものの、まだ完全とはいえず、脆弱な状態にあるかと思われます。このような症例をお持ちの方は、季節の変わり目や冷えにはくれぐれも注意して、“メンテナンス”の意味で受診なさるようお薦めします。