治験例

更年期障害

プロフィール
 女性  50代  神奈川県在住

初診
  2015年 4月

主訴

  更年期障害

 

来院されるまでの症状
10年以上前から不眠、冷えのぼせに悩まされていました。常に下肢が冷え、首から上がのぼせていて汗をかきやすいため足元がふらつき真っ直ぐ歩くことが出来ないとのことでした。また寝つきも悪く寝れない日もあるといった症状を訴えられ、来院されました。

他の症状
坐骨神経痛、首肩こり、むくみ

 

既往歴
なし

四診と経過

診療(指針と施術)

気血が頭部に上ったままの滞っている状態が続き、首肩が硬くなり顔や首に汗をかき、寝たくても眠りにつけない症状が慢性化しているようでした。また下腹部や腰から足先までが冷えきっていました。下半身の緊張を緩めるために腰元(腰関、腰兪)腹部(関元)、足先(照海)に灸を施術し、上ってしまっている気を下げることを心がけました。

初診後の経過

治療後は身体全体に暖かみが戻り、からだの上下のバランスが整いましたので、真っ直ぐ歩きやすくなったということでした。現在は、月1回の来院ペースで診療を継続されています。

主要なツボ

①命門(めいもん) ②関元(かんげん) ③腎兪(じんゆ)
④八髎(はちりょう) ⑤照海(しょうかい) ⑥列缺(れっけつ)
⑦失眠(しつみん)

 

 

ひとこと添えさせていただきます

更年期障害は人によってさまざまな症状があると思いますが、身体が冷えている方を多く見受けます。日頃から腰周りや内臓を冷やさないように心がける事が大切です。不眠で睡眠薬など服用し続けることも辛いと思います。更年期障害は、鍼灸が効用を発揮できる領域のひとつです。お一人で抱えこまず、お気軽にご相談下さい。