治験例

不妊症02

プロフィール
 女性 30代 神奈川

初診
  2008年11月

主訴

  不妊症

 

来院されるまでの症状
結婚3年目、婦人科を受診し、身体に異常はないが、なかなか妊娠までにはいたらずにいました。その後、知人に鍼を勧められ当院に来院なさいました。

他の症状
肩こり、便秘、アトピー性皮膚炎

 

既往歴
特になし

四診と経過

診療(指針と施術)

不妊の女性の場合、冷えの症状が多く見受けられますが、冷えを主な原因とせず着床後の経過が思わしくない場合、身体全体の血量を多くすることを目的とした治療が有効であると思われます。
身体の冷えは無かったが胃腸が弱く太れない体質であったため、胃腸の調子を整える施術と共に、血量を増やす施術をしました。また、採卵、胚移植の前後には、身体を温めリラックスしていただくため冷えに効果のある穴に鍼と灸の施術をしました。また、肩こりと便秘に悩まされているとのことでしたので、首肩の鍼と簡単なストレッチ、食生活の改善の指導をしました。

初診後の経過

来院後、冷えが改善され、鍼灸の受診と並行して、人工受精3回、体外受精3回の施術を受けられ、治療開始から3年後、4回目の体外受精で妊娠しました。

主要なツボ

 ①志室(ししつ)  ②八髎(はちりょう)  ③関元 (かんげん)
 ④血海(けっかい) ⑤三陰交(さんいんこう)に灸

 

 

ひとこと添えさせていただきます

妊娠には身体作りも大切ですが、心を作ることも、とても大切なこととなってきます。不妊治療は心身ともに負担が大きいので、不安やストレスを鍼灸で解消することをお勧めします。