治験例

生理不順

プロフィール
 女性  30代  神奈川県在住

初診
  2014年 3月

主訴

  生理不順

 

来院されるまでの症状
数か月前から、生理の周期が短期となり月に2回の頻度となっていました。各回の出血は少量ながら1週間以上続き、生理時はひどい頭痛に悩まされているということで、来院されました。

他の症状
首肩こり、背中の張り、頭痛

 

既往歴
なし

四診と経過

診療(指針と施術)

体型はやせ型。全身が凝り固まっていました。生活環境の変化により心身ともに負担が増えたことで疲労が重なり、それによって身体全体の血流が滞り、女性ホルモンが乱れたものと考えられます。全体の血流をよくしてから、首、肩と背中の肩甲骨と腰部、仙骨部を重点的にゆるめる施術を徹底しました。

初診後の経過

月に2回の治療を続け、6回目の治療時には、生理の周期に変化はなかったものの、出血の量は増え、2回目の生理も2日ほどで終わるようになりました。当初の全身の凝りもゆるみ、血流の改善に伴って身体全体が温かくなってきました。頭痛も軽減しました。

主要なツボ

①風池(ふうち) ②肩井(けんせい) ③膏肓(こうこう)
④志室(ししつ) ⑤次髎(じりょう) ⑥三陰交(さんいんこう)

 

ひとこと添えさせていただきます

生理不順は、なんらかの外的な変化を遠因とする場合が多くあります。外部の変化に適応しようとする努力が心身の疲労となり、それによってからだ全体の血流が滞り、その結果、女性ホルモンが乱れ生理不順を引き起こすのです。そのため施術の留意点は、身体全体の緊張をゆるめ血流を好くすることにつきます。生理時にひどい頭痛に悩まされるのは、血流が悪くなり女性ホルモンが乱れているサインです。そのような兆候を感じたら、生活スピードをスローダウンし、ゆったりとした入浴と充分な睡眠をとるなどして、休養を心掛けることも必要に思います。