治験例

坐骨神経痛02

プロフィール
 男性  50代  神奈川県在住

初診
  2009年 4月

 

 

来院されるまでの症状
左臀部からふくらはぎにかけて激しい痛みが出てきた。歩くのもままならず、じっとしていても辛いという痛みに耐えかねて来院なさいました。お仕事はパソコンを操作するデスクワークが中心ということです。

他の症状
特になし

 

既往歴
特になし

四診と経過

診療(指針と施術)

腹筋力の不足によって腰に過度の負担がかかっている様子でした。左腰部、臀部、ふくらはぎの張りが強く、首肩凝りも顕著にみられました。そこで、首から上がほてり、足は冷えているといった上下のアンバランスを整える施術を行った後、患部の突っ張りを鍼と灸で念入りに緩める施術を行いました。


初診後の経過

施術後、下肢にややだるさが感じられるとのことでしたが、2日後には消失しました。その後、週1回のペースで来院いただき、計4回の施術で痛みはほぼ治まりました。

主要なツボ

①腎兪(じんゆ)②大腸兪(だいちょうゆ)
③環跳(かんちょう)④殷門(いんもん)

 

ひとこと添えさせていただきます

幼少期の怪我やスポーツによる故障は、年月を経て様々な症状を引き起してしまうことがあります。幼少期の怪我は身体の柔らかさや成長過程であること、スポーツによる怪我も他の機能でカバーできているなど、完治したと錯覚しがちです。素人判断をせずに、しっかりと治し切ることが大切です。また、後年に、その怪我や故障等が原因で発症した場合は、症状を鎮めたり治めるまで、通常以上に時間はかかりますが、機能を改善させる手当に努めることが大切に思います。焦らずに、しかし着実に治していく。鍼灸は、そういった手当にもっとも効果を期待できる治療法です。