治験例

不眠症2

プロフィール
 女性   40代  神奈川県在住

初診
 2017年 1月

主訴
 更年期症状による不眠

 

 

来院されるまでの症状
1年前から更年期症状が始まり、夜眠りについてもすぐに目が覚めてしまい、その後眠れないという状態が続き来院されました。

他の症状
更年期による頭痛、足のだるさ、のぼせ

 

既往歴
腹膜炎

四診と経過

診療(指針と施術)

しっかりと睡眠が取れていないため顔色も悪く、声も力がないような状態でした。自律神経と関係のある背中の筋緊張や首の凝りが強かったのでしっかり緩めて自律神経を整え、全身の血流をよくしました。また、脈も弱かったのでしっかりした脈にし、気の流れを整えました。不眠に効くツボにもたくさんお灸をすえました。


初診後の経過

1週間に1度のペースで施術し、身体全体の凝りが取れ顔色もよくなり、声にも力が出てきました。4回目では徐々に眠れる時間が長くなってきましたとおっしゃっていて、6回目では眠りについてから朝方までしっかり熟睡できるようになりました。また、来院前は毎日服用していた頭痛薬も週に1・2回程度になりました。

主要なツボ

①完骨(かんこつ) ②肩井(けんせい)
③夾脊(きょうせき)(脊柱起立筋)
④失眠(灸)

 

ひとこと添えさせていただきます

更年期障害は女性ホルモンの分泌が低下することにより、その変化に身体がついていけないために身体にさまざまな不調をもたらします。子供の独立や介護など、ストレスを抱えている方も多いようです。鍼灸で自律神経を整えリラックスしたり、適度な運動でリフレッシュしながら、ストレスをためないことが大切です。また、症状が出る前から予防として鍼灸でメンテナンスすることも効果的です。