症例/自律神経失調症

患者様情報

来院されるまでの症状

・20代前半に体調不良が続き、その頃から入眠困難となり、寝ても疲れが取れなくなった。
・緊張すると手足に汗をかきやすく、反面、冷えに悩まされてきた。
・時々、ふわふわとめまいのようなだるさを感じ、スッキリしない状態が続いている中で来院されました。

患者様 30代 神奈川
初診 2006年3月
既往症 急性膵炎
他の症状 眼精疲労、頭痛

四診と経過

診療(診断と施術)

・首から背中にかけて特に脊柱起立筋の筋緊張が強く、交感神経が高ぶっていたので、背部兪穴の圧痛部に刺鍼し、全体的な緊張を緩めました。

初診後の経過

・週1回のペースで2~3回ほど同じ施術を繰り返したところ、熟睡できるようになったということです。
・眠りが深くなったことにより全身のだるさは軽減し、汗の量も回数も少しずつ減ってきているという報告を受けました。
・今後は、週に1回のペースで来院いただき、身体の緊張を定期的に緩める治療を行う予定です。

使用した主要なツボ

①膏肓(こうこう) ②然谷(ねんこく)

ひとこと添えさせていただきます

・自律神経失調症になると、特に原因が思い当たらないのに様々な症状が現れます。
・慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感、精神的な症状としては、イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなど症状は様々です。
・自律神経失調症は“気のせい”ではなく、原因のある病気です。症状が個々に違うように、その原因もまたさまざまです。
・この患者様の場合は、交感神経緊張型の体質を改善することが解決への道でした。
・体内で温かい状況が続くようになると、睡眠の質が上がり、疲れも取れやすくなります。
・ぐっすり眠れる身体づくりが大切なので、間隔は徐々にあけながら継続して治療をすると、自律神経のバランスがとりやすくなるでしょう。